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インテリアの高級素材であるマホガニーについてご紹介します!

高級家具の購入をお考えの方にとっては、どのような素材の家具を選ぶかにもこだわりたいですよね。


そこで今回は、インテリアの高級素材である、マホガニーについてお伝えします!



□マホガニーとは


マホガニーは「黄金色」という意味で、ウォルナット、チークに並んで世界三大銘木の一つと言われています。

かつてヨーロッパの王侯貴族に愛されたマホガニーは、時代を超えて今もなお人々を魅了し続けています。

あの有名な豪華客船タイタニック号の中にも使われていました。



□マホガニーの歴史


マホガニーが人気を集め出したのは、1709年の冬のものすごい寒さの影響でウォルナットが採れなくなったフランスが、イギリスへの輸出を禁止したときからです。

それまでイギリスの家具はウォルナットが主流でしたが、その代わりにマホガニーが輸入されるようになったのです。

加工がしやすく美しい細かなデザインをも可能にするマホガニーは、瞬く間に人気を集めました。

しかし、マホガニーは人気のあまり、資源枯渇に陥るまでに伐採されてしまいます。

そのため、マホガニーを保護するために、伐採や輸出入に非常に厳しい制限がかかるようになりました。



□マホガニーの魅力


マホガニーの魅力は、主に3つあります。



*加工性、耐久性が高い


加工性の高さと耐久性の高さにより、それまでできなかった細かなデザインを可能にしました。



*木目


マホガニーの木目は、「リボン杢(もく)」という縞模様です。

光の当たり方によって輝くように見える美しい1本1本の縞模様がリボンに似ているため、「リボン杢」と呼ばれています。



*年を重ねるごとに深みが出る


マホガニーは経年に伴い美しくなる赤茶色の木肌が魅力の一つです。

一般的に木材は、光や空気に触れることで色味や木柄が劣化しますが、マホガニーの場合、年を重ねるとともにだんだん深みを増して美しい赤褐色に変化していきます。



□アンティーク家具としてのマホガニー


マホガニーは現在、伐採が禁止されています。

そのため、本当にマホガニーを使った家具はなく、色や木目が良く似ている素材をマホガニーと呼び、アンティーク家具として今でも多くの人に愛されています。



□さいごに


今回は、高級素材であるマホガニーの特徴や魅力についてお伝えしました。


マホガニーはその強度と木の繊維そのものの美しさから、現在では家具の他にも高級車のダッシュボードやハンドル、船舶などにも使用されています。


今回の記事が、高級家具をご購入の際の参考になったら幸いです。

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