おしゃれな家具といえば、北欧デザインのものを思い浮かべる方は多いと思います。
そこで、北欧デザインの家具の歴史をご存知ですか？
長年家具を使っていると愛着が湧く方が多いかと思いますが、家具の歴史を知るとさらに愛着が湧くかもしれません。
おしゃれな家具としてよく利用される北欧デザインについて、今回はその発展の過程や、その過程から生まれた機能面についてご紹介します。
□北欧デザインってそもそも何？
北欧デザインと言いますが、「北欧」とは具体的にどこを指すのでしょうか。
実は、北欧はヨーロッパの北部、スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・フィンランド・アイスランドを指します。
北欧デザインは、こうした地球の北部に位置する国々の気候・環境に影響を受けたデザインです。
例えば、北欧諸国は冬場の日照時間が短く寒い気候が特徴的です。
そのため北欧デザインの家具にはあたたかみのあるデザインが豊富です。
□北欧デザインの発展って？
北欧諸国はもともと貧しい国々でした。
産業革命・近代化に乗り遅れた北欧諸国には、「貧しい中でもみんなで協力し、身近にあるものを有効活用しよう」という考え方が生まれます。
これが木材の北欧デザインの家具が誕生するきっかけであるとされています。
また、北欧は夜が長く家の中で過ごす時間が多いです。
そのため、「家の中での暮らしを豊かにしよう」という考えが生まれたのも、北欧デザインを豊かにした要因です。
身近にある木材を利用し、生活で使いやすいものを追求したのが北欧デザインです。
北欧デザインのモットーは「無駄を省き、質をよく」です。
時代の流れとともに、木製ではなくアイアンを利用した鋼板製の家具も現れました。
北欧デザインの家具を家に導入することによって、その高品質な家具から快適な暮らしを送ることができるだけでなく、シンプルで使いやすくあたたかみのある雰囲気のある家にすることができます。
また、日照時間の短い北欧だからこそ、こだわられた室内照明器具は室内での生活をより一層豊かにしてくれるものばかりです。
ご自分の部屋のテイストをオリジナリティがあり、機能的に優れたものにしたい方にお勧めといえます。
今回は北欧デザインの家具についてご紹介しました。
最近では日本においても北欧家具が普及しつつあります。
この機会におしゃれなお家に住みたい、こだわりのある家具を利用したいとお考えの方は、北欧デザインの家具を揃えてみるといいかもしれません。