海外のインテリアデザイナーに興味がある方がいらっしゃいませんか?
有名デザイナーの手がけた家具を手にしたいという人が増えてきていますが、みなさんはデザイナーと聞いて誰が思い浮かぶでしょうか?
今回ご紹介するのはスペインのデザイナー、「Patricia Urquiola(パトリシア・ウルキオラ)」です。
現在も第一線で活躍する彼女について詳しく見ていきましょう。
□生い立ち
1961年にスペインのオヴィエドに生まれた彼女はマドリード大学とミラノ工科大学で建築を学び、現在はミラノで活動しています。
ミラノ大学で師事していたアッキーレ・カスティリオーニとエウジェニオ・ベッティンネッリのアシスタントを務めて多くの経験を積んでいました。
1993年から3年間は、レンツィオとラメリオと共同でスタジオを開設し、建築のデザインやショールームなどの仕事を手がけました。
その後、1996年から2000年にはリッソーニ・アソチャーティのマネージャーに就いて、カッペリーニやフロス、カッシーナなどのプロジェクトに携わりました。
2001年になると自らのスタジオを開設し、建築作品をはじめ、世界的なトップブランドの商品やショールームのデザインを担当するなど、現在も幅広く活動しています。
彼女のデザインは、トレンドに流されることなく共感性、過ごす時間のコンセプトや空間の感覚を重視しています。
彼女の商品は世界中で高く評価されており、魅了されたファンも少なくありません。
□手がけたインテリア
*CHASEN FLOS
ウルキオラが日本のお茶を立てる道具である茶筅にインスピレーションを得てデザインしたものです。
シェードの形を変化させられる点が最大の特徴です。
この特徴のおかげで、あらゆる空間にマッチする商品となっています。
*Axor Urquiola(アクサーウルキオラ)
ウルキオラがデザインした水回り分野で、初めて発売されたコレクションです。
彼女のデザインの特徴である女性的な要素やソフトな形状が見られます。
*FLOE INSEL(フローインセル)
流氷や海に浮かんだ島をイメージしてデザインされたソファです。
左右非対称な形状で斜めがかったステッチがユニークな作品でありながらも、使い心地もしっかりと追求されています。
□まとめ
今回はスペインのデザイナー「パトリシア・ウルキオラ」についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
美的センスあふれ使い心地も抜群の彼女の作品を使ってみたい方は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
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