海外のインテリアブランドでソファを購入したいという方に、今回ご紹介するのが「アイラーセン」です。
日本でも取り扱われており、デンマークで非常に有名なこのブランドについて、歴史やデザインの特徴から解説していきたいと思います。
□始まり
実は、アイラーセンの起源は馬車でした。
1895年に創業者のニールス・アイラーセンは車体製造者として独立しました。
彼は馬車の車輪をつくるのに、デンマークで初めて蒸気を使って材料の木材を曲げたのです。
車体の頑丈さや座り心地を意識して製造していたのが、現在のソファ製造にもつながっているのですね。
自動車の登場により馬車の需要がなくなると、アイラーセンはバスのシートを手がけるようになります。
座席は当時木製でしたが、そこに初めてクッション性を加えたのがアイラーセンだったのです。
本格的にソファ製造に移行したのが1940年より後のことで、現在は世界的に高い評価を集めるインテリアブランドとなっています。
起源が馬車のため、トレードマークは馬車なのです。
□人気のワケ
アイラーセンのソファがデンマークで圧倒的人気を誇るワケは、その品質の高さと心地よさです。
その座り心地は、表には出てこない部分へのこだわりから作り上げられています。
クッションには安価なソファであればウレタンのみを使用する一層構造なのですが、アイラーセンの場合、多重構造と言って、いくつもの層から成っています。
密度の高いポリウレタンを使用し、クッションにはダウンと柔らかい羽毛を使うというように、様々な素材を組み合わせて層を重ねることで抜群の座り心地を実現しているのです。
高いクオリティと豊富なデザインで顧客を魅了するブランドで、今も多くの人から愛され続けています。
□人々を魅了するソファ
*「STREAMLINE(ストリームライン)」
アイラーセンのソファの中で、最も人気があると言っても過言ではないのがこの商品です。
四角い座面にスチールのレッグを持つこのソファは、クールモダンと評判で人気を博しています。
世界中で売れているモデルで、上質なパイピングに仕上がった生地がポイントになっています。
*「STOCKHOLM(ストックホルム)」
ソファ両側に置かれているクッションが特徴のソファです。
こだわり抜かれたクッションが羽毛から成っているため、クッション性が抜群です。
使用する人を心地よくホールドしてくれるクッションは、他のものとは一線を画しています。
□まとめ
今回はデンマークのブランド「アイラーセン」について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
その歴史には、意外なところもあったかと思います。
こだわり抜かれた高級ソファを体感してみたい方は、ぜひ一度商品を見てみてください。
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