海外の人気デザイナー特有の魅力に惹かれ、彼らの手がけたインテリアを自宅に取り入れたいと考えている方は、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、海外の人気インテリアデザイナーの中でも珍しく、兄弟で活動をしている「ロナン&エルワン・ブルレック」について、彼らの略歴や代表作をご紹介します。
□ロナン&エルワン・ブルレック兄弟の略歴
兄ロナンは1971年、弟エルワンは1976年に共にフランスにて生まれ、美術学校を卒業してすぐにデザイン活動を始めていた兄の仕事を、弟が徐々に手伝うようになりました。
1997年のサロン・ド・ムーブル・パリで発表した「Disintegrated Kitchen(分解されたキッチン)」が、一流インテリアデザイナー「ジュリオ・カッペリーニ」の目にとまり、以来Cappelliniと様々なコラボをするようになります。
そして、正式に二人で仕事をし始めた1999年にはニューヨーク国際家具見本市での「New Designer Award」を受賞し、さらに2002年サロン・ド・ムーブル・パリの「Creator of the Year」でノミネートされるなど、現在世界中で高く評価されています。
□ロナン&エルワン・ブルレック兄弟の魅力
弟エルワンが、
「お互いがなんでもオープンかつ率直に話し合えることが重要なのです。
創造力とは、理屈ではなく感情で考えてこそ生まれますから。」
と話しています。
彼らは、兄弟で活動しているからこそ発揮される発想・想像の力を駆使しており、彼らが手がけたインテリアには他のデザイナーの作品にはない魅力があります。
□ロナン&エルワン・ブルレック兄弟の代表作
彼らは、世界的に高く評価されるインテリアをこれまでに数多く手がけていますが、ここではその中でも代表的なものを一部ご紹介します。
*Vegetal(ベジタル)
ブルレック兄弟とヴィトラとの強い協力体制のもと、4年もかけて生み出されたこの椅子は、まるで自然から生まれたかのような美しい輪郭をもっています。
室内外問わず美しく映え、かつ座り心地も良いという革新的なデザインの椅子です。
*FACETT(ファセット)
幾何学的なデザインが独特のおしゃれな雰囲気を醸し出しているこのソファは、世界中から高く評価され、名だたるデザイン賞を数多く受賞しています。
□まとめ
以上、海外の人気インテリアデザイナーである「ロナン&エルワン・ブルレック」についてご紹介しました。
兄弟でデザイン活動をする彼らにご興味がある方はぜひ、ご自宅に彼らの手がけたユニークでインパクトのあるインテリアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
Comments