「家具に使われる木材として、ウォールナットとオークというものがあるらしいけどよくわからない」
「ウォールナットとオークって何が違うのだろうか」
このようにお考えの方は多いのではないでしょうか。
納得のいく家具選びをするために、木材の種類を知っておくことは重要ですよね。
そこで、今回は、家具の材料として使用される、ウォールナットとオークの違いについて解説します。
□ウォールナットとオークの2つの違い
知らない方のために説明すると、まず、ウォールナットとは、クルミ科の落葉広葉樹で、その材質は重く頑丈で、加工しても反りや伸び縮みが起きにくい点が特徴です。
そして、オークとは、ブナ科の広葉樹で、その材質は堅く、しなりがあり、加工しやすいことが特徴です。
それでは、2つの違いについて見ていきましょう
*カラー
大きな違いの1つは、カラーです。
ウォールナットは、深みのある濃い褐色をしています。
対して、オークは、白や明るいベージュに近い色です。
そのため、カラーに大きな違いがあると言えます。
ちなみに、カラーは、家具のイメージを決める大きな要因です。
したがって、オークはナチュラルな明るい木材の色なので、どんな部屋でも溶け込みやすい温かみのある印象の家具となりやすいです。
しかし、ウォールナットの場合は、黒に近い色のため、重厚感や存在感を印象として与えやすく、シックで高級感のある家具を演出します。
もしウォールナットとオークどちらの材料を使用した家具を買おうか悩んでいるなら、どちらの家具の方が自分の作りたい部屋の印象と合っているのかを基準として決めると良いかもしれませんね。
*経年変化
もう1つの大きな違いは、経年変化の仕方です。
オークは、年が経つにつれて、ナチュラルな白っぽい色から褐色へと濃くなっていきます。
対して、ウォールナットは、濃い茶色が明るい茶色にまるで色褪せたかのように変化していきます。
このように、オークは色が濃くなっていき、逆に、ウォールナットは色が薄くなっているのです。
長期間使用できる木材の家具は、経年変化を楽しめるものでもあるので、その経年変化の仕方は購入を決めるポイントになり得ます。
そのため、経年変化の仕方を考えて、どちらの木材を使った家具にするかを決めても良いでしょう。
□まとめ
今回は、家具の材料として使用される、ウォールナットとオークの違いについて解説しました。
そもそもウォールナットとオークとは何なのか、そして、それらの違いは何かということについて分かって頂けたのではないでしょうか。
家具を選ぶ際にこの記事が参考になれば幸いです。
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